polypterus飼育にあたって起こるトラブルまとめ
・polypterus飼育にあたって起こるトラブル、質問まとめ
ポリプテルスについての基本事項は過去記事をお読み下さい。
嚙み癖
-biting habit-
縄張り意識や食欲、リアクションバイト、何らかの水槽環境のストレスから起こる他の混泳魚や同種を習慣的に噛んでしまう事故の一つ。すれ違いざまに噛んだり、給餌の時に餌の匂いが水槽内に広がるので勢いで嚙んだり、追いかけて嚙んだり、混泳魚の動きでのリアクションバイトで嚙んだり、混泳魚のどこかの部位がその個体の口元に触れるだけで嚙んだり、個体によりその方法は様々です。また習性で〝デスロール〟をする事もあるのでそれも大きな要因です。
写真はpolypterus endrecheri Nigeriaです。
ポリプには硬い歯がある為他の混泳魚の鰭に嚙みついたならばその鰭はバサバサに裂けたり欠損したり、
顔に嚙みついたならばケガをしたり、失明の可能性もあります。
失明に関しては少し誇張気味ではありますが最悪の事態も考えて書かせてもらいますね。
嚙み癖は治る?
魚は基本的に躾をする事は出来ない為、
教えて直す事は出来ないです。
手っ取り早いのが隔離することです。
別水槽に分けるも良し、セパレーターを取り付けるも良しです。
物理的に生体を離せば噛みようがないですからね。
次は隠れ家を水槽内へ入れること。
魚同士相性や縄張り意識によるものですと個体が隠れられる
隠れ家を入れる事で嚙み癖が収まる可能性があります。
個体が落ち着く&敵から意識を逸らしやすいです。
小型~中型水槽でとりやすい対処法になります。
それからレイアウト変更すること。
水槽内パワーバランスや縄張り意識は少しの工夫で状況が変わります。
レイアウト変更に関しては小型、中型、大型水槽のどれでも試せる方法です。
岩、流木などを取り入れている方はそのサイズや
配置を変えるだけでも違いがみられますよ。
これは当店で一番活用している方法ですが混泳魚を増やすこと。
混泳魚を増やすことで先ほど述べたようにパワーバランスに大きく影響をもたらします。
少し過密気味になるくらい多くの混泳をする事で縄張り意識の持ちようがなくなります。
お店では〝商品のストック〟になるので過密気味には当然なりえますのでこれでほとんど回避できています。
ただ今のご時世…「混泳魚を増やすにも魚が高いんじゃー!!」なんてお声もよくいただきます。
それはそうです…としかいえません。私共も日頃からそう感じています(笑)
最後は個体を満腹にさせる。水槽を大きくすること。
空腹やストレス、縄張り意識…いろんな要因でおこることですが
個体のお腹を満たすだけでも改善されます。
水槽自体を大きくするのも有効です。奥行きがある水槽だと尚良しです。
(某水族館のとある水槽が非常に素晴らしく、いい例としても挙げさせてもらいます。
ただあの規模の水槽をご家庭で。は、無理なのであくまで例としてです。)
色々な理由もあるとは思いますがこれらの対処をしてもダメだ…と
諦めてしまう方も非常に多く見られます。
これらを試すことにより水替え頻度が億劫。
給餌が億劫。見栄えが悪いから。などの
ネガティブなご意見もよく見られます。
そうなってはポリプ飼育どころかアクアリウム自体が嫌になることもあるでしょう。
ですがネガティブなままで得られるものはありませんし、
水槽内での足し算引き算をたくさん試して
魚とともに体験していくというのはいかがでしょうか。
それは経験となりアクアリウムの奥深さ、ポリプの奥深さへの気付き、
また人同士の繋がりや、魚への知見、世界との交流までも広がると思います。
偉そうに書いてしまっているかもと内心冷や冷やしていますが
そんなつもりはなくですのでご容赦くださいm(__)m
産地別にエンドリを見比べるのも悦でしょう?(*´ω`)
・水槽が生体にとって狭いが故の脳震盪
・エロモナス、カラムナリス等の感染病
・混泳関係でのスレやケガ
・ショートボディの特殊個体や幼魚の頃に
餌をあげすぎたりすると起こりうる転覆病
・大きい餌でも口に入れようとするのでそれによる詰まらせでの窒息
・寄生虫 ・飛び出し事故
・ワイルド個体、ブリード個体にある内蔵疾患の見落とし
(こればかりは目に見えないので厄介です。)
・鰭や小離鰭(しょうりき)の欠損(先天性のもや後天性のものがあります。)




